素肌のような心地よさで快適に。
毎日のように燦々と降りそそぐ太陽。
天気の良い日は、心も晴れやかになりますね。
8月に入り、夏休みの旅行や帰省の計画を立てている人も多いのではないでしょうか。
海や山を思いっきり楽しめる夏! そこで気になるのが、紫外線ですよね。
お肌の老化は、年齢によるものだけではない!?
みなさんは、「光老化(ひかりろうか)」という言葉を聞いたことはありますか?
光老化とは、長時間にわたって紫外線を浴び続けることで起きる老化現象です。
お肌のくすみやハリ、シミ、しわなどの肌老化は、約80%が光老化によるものだと言われています。
夏の晴れた日に、太陽の下で長時間過ごすと、皮膚が赤くなった経験はありませんか。
これは、「サンバーン」と呼ばれるもので、紫外線B波(UV-B)によって起こっています。
その後、お肌を守ろうとしてメラニンが生成されて、それがシミ・そばかすの原因となります。
一方で、紫外線A波(UV-A)は、UV-Bよりも波長が長く、表皮の奥にある「真皮」に届きます。
UV-Aが真皮に届くことによって、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくる繊維芽細胞にダメージを与えてしまうのです。
その結果、お肌のハリや弾力が低下して、しわやたるみが目立ちやすくなります。
UV-Aは、UV-Bよりも地上に届く量が多く、さらにはガラスを透過してしまうので、室内にいるときにも注意が必要です。
美肌の敵は、紫外線だけでない。
これまで、光老化の原因は、紫外線だけと考えられていましたが、
近年では、スマートフォンやLED照明などから発せられるブルーライトも原因になることがわかっています。
ブルーライトは、UV-Aよりも真皮の奥深くに届き、お肌のシワやたるみの原因をつくります。
さらに、一定の量を長時間浴びると、メラニン色素を発生させて色素沈着も引き起こすと言われています。
スマートフォンやパソコンから発せられているブルーライトは、季節や天気に関わらず、1年を通して、日常生活の中で浴びている光です。
いつまでも美しいお肌を保つために、紫外線対策だけでなく、ブルーライトの光対策は無視できません。
外出するときはもちろん、室内にいるときにも、紫外線やブルーライト対策を忘れずに。
光ダメージからお肌をしっかり守りましょう。